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本質を見抜ける人と、見抜けない人の違い [愛知 研磨 研削]

  • 代表取締役 天野 司
  • 15 時間前
  • 読了時間: 2分

更新日:8 時間前

 前回の問い「車の本質とは何ですか?」(前回コラムはこちらをクリック)

大半の人は「4つのタイヤがついた人を乗せて運ぶ移動機械」と答えるのではないでしょうか。では、美術館に飾られている動かない車はどうでしょうか?レーシングカーのように同じ場所をただ早く走り続ける車はどうでしょうか?

 実はこれらは本質が変わっています。美術館の車の本質は「見せる・伝える」ことにあり、レーシングカーの本質は「早く走る」ことあります。同じ車でも「置かれている状況によって本質は変わる」あるいは「本来の本質を失ってしまった」という言い方も出来るかもしれません。少しずるい回答かもしれませんが、大切なのはこの違いを深く考える事です。そして世の中には本質を見抜ける人と見抜けない人がいます。

本質を見抜けられる人は

・目的から考える/言葉を疑う/共通項を探す/違和感を放置しない

といった習慣を持っています。

一方で本質を見抜けない人は

・手段を目的だと思い込む/前例や習慣に依存する/言葉に縛られる/疑問を持たない

といった特徴を持っています。違いは「何のためか?」と問い続けているかどうかです。

 例えば仕事の上で人に何かを伝える時は、伝えることが目的ではありません。相手が納得して、理解して、行動に移すことが目的です。相手が行動に移さなかった時「言ったじゃん」「聞かない相手が悪い」で済ませるのではなく、何故相手が行動に移さなかったのか?更に行動をした結果どうなったのか?考え続けることが大切なのです。

 「考える力」とは「考え続ける力」と何かで読んだことがあります。その為にはたくさんの知識が必要です。知識が増えるほど、物事を一方向ではなく、複数の角度から見ることが出来るようになります。自分がどうかと聞かれると恥ずかしいですが、知識を得ようとする姿勢が、考え続ける力、本質を見抜く力を支えます。


少し本題から離れますが、おまけで3人の哲学者の本質に関する言葉を紹介します。

・実存は本質に先立つ(ジャン=ポール・サルトル)

・すべてのものには、それである為の本質がある(アリストテレス)

・本質はそもそも存在しない、だから自分で創るものだ(フリードリヒ・ニーチェ)

これらの考え方は、本質は「作るもの」「あるもの」「そもそもあるのか?」と考え方が違っております。だからこそ本質について考えること自体に価値があり、面白いのです。


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