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お金を払っているのに”ごちそう様”?日本人の感謝文化を考える [愛知 研磨 研削]

  • 代表取締役 天野 司
  • 7 時間前
  • 読了時間: 2分

更新日:2 時間前

 最近「お金を払っているのに”ごちそう様”というのはおかしい」という議論をいろいろな場面で目にしますが、私個人としては、日本でこの議論が出ること自体が少し寂しく感じます。

 

 少し話は変わりますが、海外の学校では子ども達ではなく、清掃員が教室の掃除をすることが多いようで、清掃員が仕事を与えられたことに感謝し、他人が「仕事を奪わない」という文化があるようです。

 一方、日本では子ども達が教室を清掃します。これは「使わせてもらった場所への感謝」という考え方があるからだと思います。私も昔遠足に行くときに、先生から「来た時よりも美しく」と言われた記憶があります。日本には「八百万の神」という考え方があり、あらゆるものに感謝する文化があります。その為、場所や物、人の動きに対して自然と「ありがとう」という気持ちが生まれます。


 飲食店でも同じです。食事はお金だけで成り立っているわけではありません。食材を育てる人、料理を作る人、運ぶ人、接客する人、多くの人の仕事によって1つの食事が完成しています。

飲食店での「お金と食事のやり取り」でのお金は、確かに自分で稼いだものかもしれませんが、そのお金は言葉にしなくても思わず「ありがとう」と言いたくなるような仕事した結果、お客様から得たものだと思います。そう考えると自分が稼いだお金、使うお金の意味も少し変わってくるのではないでしょうか。例えば会社でも、従業員に給料を払っているからといって「ありがとう」という気持ちになる必要がない、という考え方になってしまいます。「ごちそう様」とは食事での「ありがとう」という意味だと思います。

 

 仕事とは単なるお金とサービスのやり取りではなく、人と人との感謝のやり取りです。便利さや合理性が求められる時代ですが、こうした小さな感謝の言葉こそ、日本が大切にしてきた文化であり、守り繋いでいかなくてはならないものなのではないでしょうか。

 

 感謝の言葉を口にする人が多い社会の方が、きっと良い社会になると私は思います。

イラストは「トイレの神様」です。トイレにも神様はいるのです。


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