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PTAと企業の人間関係 [愛知 研磨 研削]

  • 代表取締役 天野 司
  • 9月17日
  • 読了時間: 2分

 先日のコラムで少しPTAについて触れたので、もう少し深堀したいと思います。というのも、天野研磨の雰囲気が良いと言ってもらえるようになった理由の一つがPTA活動だったからです。

 最近PTA離れ、又一部ではPTA解散というニュースを聞くようになりました。原因としては「多忙化」「強制感」「価値観の多様化」等があるようですが、一言でいうと「面倒だ」という声も少なくないようです。しかし私はこの「面倒だ」という言葉こそ危険信号であり、現代社会の人間関係を表している言葉のように思えます。

 先日お客さんから聞いた話ですが、小学生の娘が部屋で一人、タブレットを使いAIに悩みを相談しているのを知り、親として寂しい思いをしたそうです。大切なのはその現状を「時代の変化」だとか「面倒だ」と簡単に片づけるのではなく、このお客さんのよう真剣に考え、悩み、学ぶことが大切であり、PTAはその場の一つでもあります。

 私がPTA活動を通し学んだことは、PTAは子ども達を守る団体だけではなく、それ以上に教師と親が共に学び、大人として成長する場だという事です。そして、この親と子ども上司と部下に置き換えた時、「面倒だ」という一言で片づけていないか、それが「人間関係そのものが面倒だ」というまさに現代社会で問題視されている人間関係の希薄化に結び付いていないか、という事が懸念されます。

 親も、教師も、上司もその役が付いた時点で能力が伴っているわけではありません。そこを勘違いしている大人が多いのではないでしょうか?大いなる力には責任が伴います。PTAはそんな知識を得る場所の一つです。愛する子ども達の前で、大切な部下の前で本当の大人になれるよう、是非PTA活動に参加してみて下さい。

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